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目的

 現代の書物と比較してもとびきり面白いのに、古文だというだけで読まれない本があるのはとてももったいないことじゃあないだろうか、というのがこのサイトを開設した動機です。天狗小僧に江戸時代の学者がインタビューした本がある、という程度のことは知っていましたが、それがこのような書名であることを私が知ったのは最近のことです。本書中にも登場する「稲生物怪録」(平田が序文を書いたそうです。)が比較的よく知られているのに比べ「仙境異聞」がマイナーだったのは、前者には現代語訳やそれを元にした小説などがいくつかあるのに対して、後者にはそうしたものがなかったことが原因ではないかと思っています。折よく、岩波文庫に入って入手が容易になったこともあり、このような計画を進めるつもりになりました。同様の理由で「耳袋」(最近平凡社ライブラリーに入りました。)の現代語訳も平行して手がけています。

底本について

 平田篤胤著・子安宣邦校注「仙境異聞・勝五郎再生記聞」(せんきょういぶん・かつごろうさいせいきぶん)岩波文庫刊(ISBN4-00-330463-2/800円)をテキストとしており、巻末の注を大いに参考にさせていただいています。参考文献は特にありません。

著作権について

 180年前の本であるため、著作権の問題はないものと考えていますが、校注による著作権が発生しているかもしれません。著作権者からクレームがあるようでしたら、すぐさま撤去する用意があります。

 訳者(pfruit)は本訳文に著作権を主張しません。多少なりとも価値があると認めていただいた場合は、ご自由に二次利用して頂いて結構です。ただし、これはお願いになりますが、本稿にはこのページに記載した条件(制限)があることを知っていただきたいため、できるだけ、本サイトのURLを付記していただければ幸いです。

訳文について

 訳者は、古文について高校生程度の知識しか持っていません。訳文は面白さはともかく、正確性・妥当性においてはなはだ怪しいものとなっています。面白い本だと判断されましたら、できるだけ上記テキストを参照されるようお勧めします。寅吉の似顔絵のほか図版が多数収録されており、必見です。

 訳文は、原則としてほぼ原文に即したものとしていますが(文章自体が面白くできているためあまり手を加える必要がない)、力不足により意味のわからない部分、訳者がつまらないと思った部分は訳出しないこともありますし、場合によっては思い切った意訳をする部分、独自に演出を加える部分もあります。その場合も、特にその旨の表記はしません。

 また、各回の番号、タイトル(「...のこと」)は、便宜上、訳者が付したものです。

サイトの運営について

 今後、週1回程度のペースで、追加していく予定です。

 

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